久しぶりにGNSSの測定(測量)を行いました。
自宅のGNSSのアンテナは3個南北に並んで設置してあります。
9月まで測定を行っていたのですが、なぜだか10月はパス。
台風の影響
10月に台風が幾つか日本を通過して行きました。
台風の風の影響でGNSSのアンテナが動いていないか気になっていました。
11月に再開。 さっそく測定を開始。
測定値からは変化はあまりわかりませんが。
そこで9月のデータと11月のデータを比較してみました。
比較したのは、3本のアンテナの内の中央のTW2710のデータです。このアンテナが近くの電子基準点と比較しているアンテナです。我家の基準点となります。
データの比較
9/10と11/2のデータの比較
朱色:9月2日のデータ
青色:11月2日のデータ
X軸は ほぼ1cm/1目盛り
結論としては東に1.5cmほど、北に1cmほど 動いたようです。
このデータから台風(左巻き)は住んでいる場所の北側を通過していったということがわかりました。
方向
3本のアンテナは北に向けて±1° 程度に合わせてあったのですが
RTKNaviを使って測定した結果
中央と北側のアンテナは
2°ほど西に向いたようです。
同様に
中央と南側のアンテナでは
4°ほど東に向いたようです。
これらから 3つのアンテナの相対的な位置が台風の影響で少し変わったということと、1cmほど全体として移動したということがわかりました。
アンテナを取り付けている単管パイプは途中をベランダの手すりに固定してありますが、地上部は、すこし穴を掘って埋めているだけです。ということは家が動いたか?アンテナを支えている単管パイプが風の力で動いた?
う~ん 風の力は凄いということでしょうか。 風速計でもあったら面白いデータがとれたかもしれませんね。
ioTをもっと進めよう!
追加 東側のテストベンチ
東側にあったテストベンチ。 TallysmanのTW3740ですが、やっと測定が。
手で動かせる状態だったので結構動いていました。
東から17°ほど北に。これからも台風は北側を通過したようです。この影響で3本のアンテナは動いたのかな?
修正をして 90°±1°ほどにしました。(11/24)
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