せっかく買ったEcho Dotですが、目覚まし時計の代わりと、天気予報だけに使うのはもったいないと思っていたのですが、思わぬところでRaspberry Piをコントロールできることを知りました。
Node-REDを使うと簡単?に ということで、また新し勉強の始まりです。
トラ技の記事もいいのですが、やっぱりちゃんとした本を買おうと奮発 「Node-REDで極楽コンピュータ・プログラミング」というインターフェースSpecial の薄い本です。
IoTにも興味があったし、MQTTにも。 piCorePlayer 3.5から取り戻したraspi3ですが、すぐに次のことで使ってしまう。もう1台くらい欲しいと行ったところです。
さてこの本を教科書にしてNode-REDについて勉強を進めていくことにします。
まずはどこにNode-REDをインストールするかを考えました。 Raspberry Piにインストールするのはもちろんですが、例題をこなして使い方を覚えていく必要があります。
したがってまずは使い勝手の良いというか、手に馴染んだMacを使うことにしました。
同じ環境でWinodwsで使うことも考えて、以前に少しだけ勉強したDockerを使いそのコンテナとしてNode-REDを使ってみることにします。 Dockerについては、色々と忘れてしまっていることが多いので、健忘録を兼ねてインストールから進めます。
目次
DockerにNode-REDを構築
それではDockerを使ってNode-REDを構築することにします。
DockerのDownloadとinstall
何も大げさなことでは、ないのですが、DockerにNode-REDをインストールすることにします。
Macの場合はやはり簡単な「Docker for Mac」でしょうか。
ネットを使って検索して見ると沢山の情報が得られます。
ここでは、その中の ここを使ってみました。
ここにはMac版もWindows版もあります。 ここからDownload for Macを選ぶと「Docker Community Editon for Mac」をDownloadすることができるようです。
Installそのものは多くの情報がネットで得られますので、そちらを参考にしてください。
installが終了し、RunするとMacの場合はTop Status bar に表示が現れます。
DockerでNode-REDを実行するには
DockerでNode-REDを実行するには、やはりネットで多くの情報が得られますが、Node_RED日本ユーザ会からの情報が役立つかと思います。同会のクイックスタートに書いてある通りにコマンドを走らせることでDockerでNode-REDを実行することができます。
なおこれらのソフトを実行させるには、Terminalのソフトが必要になり、ほとんどがCUI(Character User Interface)を使ったものになります。 結構コマンドとか覚えるのは大変ですが、いかにもパソコンを操作している気分に浸れます?
なおNode_RED日本ユーザ会の資料に「コンテナの外部にデータを保管する方法」が示してありますので、このコマンドを使った方が便利です。
docker run -it -p 1880:1880 -v ~/node-red-data:/data --name mynodered nodered/node-red-docker
コンテナ内で使用する/dataを外部の~/node-red-data にマウントするようです。したがってNote-REDを終了してもデータが消えることはありません。
~/node-red-dataの中身は
動いているかどうか確認をしてみます。
ブラウザを使って
http://127.0.0.1:1880
と入力してみます。
と表示され動作していることがわかります。 表示されている内容は教科書に書かれているサンプルです。
これを実行するには
ブラウザを使って
http://127.0.0.1:1880/Template
とすると
教科書通りに実行された結果が現れます。
同様に
http://127.0.0.1:/function
とすると
となります。Docker上のnode-REDが正常に動作することがわかりました。
node_REDの終了
さてこれを終了させるには
コンテナを次のコマンドで終了させることができます。mynoderedはコンテナ名です。
コンテナ名は次のコマンドでも見ることができます。
$ docker ps 又は docker container ls
NAMESにコンテナ名が表示されています。
コンテナ mynoderedを停止します。
$ docker container stop mynodered
リストには何も表示されませんがimageは残っていますので
$ docker images 又は docker image ls
とコマンドを打つと図の様に表示されます。
node-REDの再起動
node-REDを起動するには
$ docker container start mynodered
その後
MacにDockerをインストールしてNode-REDを動かしましたが、中古で購入したThinkpad T440PにWindows10とubuntu 18.04を導入して、両方にDockerを導入しました。
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