みなさん こんにちは
Z80-MBCボードを使ったCP/M ですが、SDカードを使った方がいました。すごいですね。でも自分でなんとかしないと。いつまでも皆さんの情報ばっかり当てにしてはいけませんよね。
SDカードの使い方とか勉強しなければなりませんが、ゆっくりと時間を掛けていこうと思います。
で今回はWindows7の上で走るCP/M 2.2 のシミュレータの話です。最近CP/Mに嵌ってしまったようです。
「モトローラ 6800伝説」という鈴木さんのかかれた本を手に入れてから少し別な道にも足を踏み入れてしまったようです。調べてみたら鈴木さんの書かれた本3冊も持っていました。
CP/Mをネットで検索してみると沢山見つかりますし、日本語での紹介もあり、私みたいな興味で適当に使ってみたい人には大変ありがたい状況です。ただこれは回顧趣味に近いのでどれだけの方が興味あるのかわかりませんが。
さて今回参考にさせていただいたサイトは以下のところです。大変詳しい説明があり非常に勉強になります。 SIMHシミュレータ というのも初めて知りました。この上で走るプログラムがどれだけあるのか興味があります。
サイトによりますとaltair 8800 シミュレータというのがあり、これがSIMHシミュレータを利用して8080/Z80をシミュレートすることによってCP/Mが動作するようです。
これは面白そうということと、他からソフト(例えばWordmasteなど)を持ってきて導入する方法もあり便利だと思って早速インストールして見ました。
導入の仕方や、使い方は上記のサイトで詳しく紹介されています。
ここではこのCP/Mを使ってソフトを書いてみようとか?ソフトの導入の方法などについて、どうすればいいのか簡単に紹介していきたいと思います。 というかちゃんとサイトを検索していただければ既に公開すみのものばかりなのでご存知のかたは多いかと思います。 これも私の健忘録としての記録です。
コマンドプロンプト
いきなりコマンドプロンプトの話です。
Windowsでは滅多につかうことはないのですが、上記のシミュレータはコマンドプロンプトを使って起動します。
起動すると sim >で入力待ちになります。 上記サイトで紹介されているように
sim > do cpm2
と入力しEnterキーを押しますと。
CP/Mが起動します。
A>dir
で
となります。
ここまでは問題なく立ち上がります。
さてこれから、例えばWM.COMを導入してWordMasterを立ち上げてみたいと思います。
あれれ 文字が
という状態になってしまいました。
これでは、開発はおろか、つかうことも出来にくいということで、コマンドプロンプトを使うのは諦めて別なものを探すことにしました。 コマンドプロンプトになにか設定の方法があるのか?
Windowsでコマンドプロンプトの代わりに使えるものは、ネットで検索するといくつかあるようです。
Cmder
沢山あるうちの一つで、「Cmder」というエミュレータを使って見ました。これについても沢山記事が紹介されています。実際に使っているのは「Cmder mini」ですが、フル版も便利なようです。
例えば以下のサイトでは詳しく設定などについて紹介されています。
文字がずれるということで、その設定もありますので忘れずにやっておきましょう。
あとはプロンプトが「λ」なのでこれを変更する方法もネットで検索できます。
などを参照してください。他人まかせでごめんなさい。
cmderを起動すると
と問題なく起動できました。
これを使ってCP/Mを起動してみることにします。
まずsimを起動(altairz80)します。
それでは
sim> do cpm2
と入れて
A>dir
これでwindowsのコマンドプロンプトとおなじように表示されました。
この上で先ほどのwm.comを動かしてみます。ただ別な記事(Z80-MBCボード ソフトのインストール)で紹介しているように修正したwmm.comを動作させてみます。
となりwmm.comを起動しても問題なく表示できました。入力も問題ないようです。
ついでに
zde16.comを起動してみましょう。
一部文字化けがあるようですが、普通にエディターとしても使うことができました。
ただdeleteキーは使えず ctl Gで消すことができました。ちゃんと設定すればつかえるようになるかも?
コマンドプロンプトの代わりにつかえる便利なcmderです。
R.COMとW.COM
このR.COMとW.COMはsim上で動いているCP/MへWindows上にあるソフトを読み込んだり、書き出したりすることが出来る優れものです。 これを使えばCP/M上のソフトの導入が非常に簡単にできます。 どこにファイルを置くかといいますと 私の場合は
altaiz80というファイルに例えば WM.COMを置いて cmder上のCP/M のA>で r wm.com enter で A>の中に読み込むことが出来ます。
逆に書き出すには
cmder 上のCP/MのA> で バイナリーデータ(**.COMなど)の場合は w wm.com b とすればwindows上のaltaiz80のファイル内に書き出されます。
これを他のCP/M シミュレータにもっていけば、そこでも使えるようになります。
yaze-agというシミュレータにも同様に R.COMとW.COMが導入されています。
これはまた別なところで紹介したいと思います。
ということで、Windows上でCP/M を動作させて、その上でエディターなどを使いたいときの方法について紹介しました。
tera term も使えるのかな? Macの場合はiterm2が使えますけどね。
でもCP/Mを使って何がしたいのか が一番の悩みです。
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